わたしは誰にも似ていない

   あらゆるものからへだてられ
     
    銀河に浮かぶひとしずく

     へだたる 

        へだたる

    このへだたりをうめるもの

    へだたればへだたるほどに

    いや増すあふれよ

    
    スベテノウジョウヲハハトナシ

    ありのままそのままを

    抱きしめることの神秘

     

    あなたの手のなかで

    わたしは

    あふれそのものに変えられる

    このあふれよりほか

    あとには何も残さぬように